本体側の軸を中心に測る
壊れたつまみの穴は割れや摩耗で広がっていることがあります。元部品だけでなく、本体側に残る軸の直径、平らな面、溝、長さを測ります。軸を外せない場合は、正面と側面の写真に寸法を書き込みます。
電源を切り、安全に触れられる状態で確認してください。
固定方法を見分ける
差し込みだけ、ばね板、止めねじ、ナット、接着など、固定方法によって内部形状が変わります。止めねじを使う場合は、ねじ規格と工具を入れる空間も必要です。
抜き差しの回数が多いなら、樹脂だけで保持するより金属部品を組み合わせる方法も検討します。
回転角と周囲の干渉を確認する
つまみが一回転するのか、一定角度だけ動くのか、ストッパーがあるのかを確認します。大きく作ると隣のスイッチやパネルへ当たることがあります。
目盛りや向きを示す印が必要なら、ゼロ位置と回転方向も伝えてください。
握りや操作力を設計に反映する
指先で軽く回すつまみ、手全体で引く取っ手、機械を動かすレバーでは、必要な強度が違います。滑り止め、角の丸み、手袋の有無、操作回数を伝えます。
元部品が細い根元から折れた場合は、同じ形の再現だけでなく、厚みや金具補強を検討してください。
試し出力で軸穴を合わせる
本体全体を仕上げる前に、軸穴だけの小さな試験片を作ると、きつさと抜けにくさを確認できます。穴寸法を少しずつ変えた候補を一枚へ並べる方法もあります。
採用した穴寸法、材料、プリント方向を記録し、最終品へ反映します。