別々に頼むと、得意分野で選べる

CAD設計が得意な人と、希望する材料やプリント方法を扱う出力先を別々に選べます。自分でデータを保管すれば、複数の出力先で価格や仕上がりを比べることも可能です。

一方で、設計と出力の間に依頼者が入り、条件を正確に伝える必要があります。

よく起きるのは、出力条件の食い違い

肉厚が足りない、閉じた立体になっていない、単位が違う、支え材を付けにくい、希望する向きでプリントできないといった問題が起こります。

出力側が自動でデータを修正すると、穴や外形の寸法が変わる場合もあります。どこまで自動修正してよいか、事前に決めておきましょう。

データ作成者へ出力条件を渡す

設計を始める前に、出力先から次の条件を聞き、データ作成者に共有します。

  • 3Dプリントの方法と材料
  • プリントできる最大サイズ
  • 最小の肉厚と穴径
  • 希望するプリントの向き
  • 研磨、穴あけ、組み立てなどの後加工

出力先が未定なら、後で調整費がかかる可能性も見積もりに含めます。

出力者へ重要寸法と優先順位を伝える

ファイル形式、単位、完成寸法、特に合わせたい場所、プリントの向きを伝えます。見た目、寸法、強度のどれを優先するかも共有してください。

自動修正が必要になった場合は、依頼者の許可なく寸法を変えないよう伝え、修正内容を記録してもらいます。

問題が出たときの戻し先を決める

データエラー、プリント失敗、寸法のずれ、輸送中の破損について、どこまで再対応してもらえるかを双方へ確認します。

依頼者が間に入ってやり取りする場合は、質問と回答を記録し、データ作成者と出力者へ同じ情報を渡してください。片方だけに変更を伝えると、再び条件がずれます。