最初に単位と全体寸法を見る

STLは単位を持たないことがあるため、mmで作ったデータが別の環境でinchとして扱われると大きさが変わります。アップロード後の表示寸法を見て、幅・高さ・奥行きが想定どおりか確認します。

模型の縮尺と実用品の実寸を混同しないよう、完成寸法を注文メモにも書きます。

一体化する部品と分ける部品を確認する

接着する部品、動かす部品、色や材料を変える部品は、ファイルを分ける必要があります。逆に、一体のはずの形が内部で重なった複数部品になっていると、造形時の解釈が変わることがあります。

ファイル名へ部品番号と数量を入れ、組み立て図と対応させてください。

閉じた形状と重なりを検査する

面に穴がないか、内外が反転していないか、不要な内部面がないかをモデルチェックで確認します。自動修復を使った場合は、穴や平面が勝手に埋まっていないかを元データと比較します。

非常に小さな面や重複面は、見た目だけでは分かりにくいため、チェック結果を保存します。

材料ごとの最小寸法を照合する

必要な肉厚、最小穴径、細い棒、文字、隙間は、方式と材料で変わります。出力先の設計ガイドを基準にし、薄い箇所や細い突起を一覧にします。

はめ込み部分は、造形誤差と表面粗さを考え、実際の相手部品で試せる小さな確認片も検討してください。

向き・サポート・仕上げを決める

どの面をきれいに見せたいか、どの方向へ力がかかるかを出力者へ伝えます。サポート跡を付けたくない面、研磨や塗装をする面、寸法を優先する穴も指定します。

出力者が向きを決める場合は、見た目、強度、価格のどれを優先した判断かを確認すると納得しやすくなります。