STLの単位は別に伝える

STLは数値を持っていても、それがmmかinchかをファイル内で明確に示さないことがあります。出力サービスへアップロードした後、表示された完成寸法を必ず確認します。

ファイル名や納品メモへ「unit-mm」「全長120mm」などを書き、口頭だけにしないでください。

実寸と縮尺を混同しない

模型用に1/10へ縮小したデータと、実物大の設計データは分けて保存します。縮尺値だけでなく、縮小後の高さや幅も記載すると、二重に縮小する事故を防げます。

穴や壁厚は全体と同じ比率で縮小すると出力できなくなることがあるため、模型用の調整を別に行います。

正面・上・表裏を決める

CADの上方向と、実物を使うときの上方向が違う場合があります。正面、上面、取り付け面、見せたい面を画像で示し、出力時の向きと混同しないようにします。

左右対称に見える部品は、ねじや爪の向きを確認し、鏡像になっていないかを見ます。

原点と基準面をそろえる

単品の出力だけなら原点位置が問題にならないこともあります。複数部品を組み立てる、機械の座標へ合わせる、追加工する場合は、共通の原点と基準面が必要です。

スキャンデータでは、取得時の座標が残っていることがあるため、取り付け面や中心軸へ合わせ直します。

別の環境で開いて検算する

納品したソフトと別のビューアやスライサーで開き、全体寸法、部品数、向き、穴の位置を確認します。形式変換で軸が入れ替わったり、部品の配置が原点へ集まったりする場合があります。

検算に使う既知寸法を一つ決め、スクリーンショットと数値を保存してください。