一個だけでもデータ作成の工程は変わらない

3Dプリントに使う材料が少なくても、資料の確認、採寸、設計、モデリング、修正には時間がかかります。個数より、形の複雑さや、仕様がどこまで決まっているかが費用に大きく影響します。

すでに図面がある案件と、用途に合う形から考えてもらう案件では、見積もりの内訳が異なります。

最初の試作で確かめることを一つ選ぶ

試作の目的を絞ると、必要のない仕上げを省けます。たとえば、次のどれを優先するかを決めます。

  • 周囲の物とぶつからないか
  • 穴や差し込みが合うか
  • 持ち方や操作感に問題がないか
  • 材料と厚みが用途に耐えられそうか
  • 展示や説明に使える見た目か

寸法確認用と最終版を分ける

取り付けだけを確かめる段階では、色や表面仕上げにこだわらず、試しやすい材料を選べます。形が固まってから、最終用途に合う材料、表面処理、色へ進みます。

試作品をそのまま実用品として使う前に、必要な強度や安全性を別に確認してください。

修正回数より、修正の範囲を見る

穴径を少し変える修正と、取り付け方そのものを変える大きな修正では作業量が異なります。無料修正の回数だけでなく、どの変更まで料金に含まれるかを確かめます。

試し出力後の寸法調整、材料変更、再出力がそれぞれ追加料金になるかも見積もりで分けてもらいましょう。

一個だけでも再出力できるデータを残す

今回しか使わない予定でも、破損や寸法変更で再出力が必要になることがあります。STLに加え、STEPや元のCADデータを受け取れるか、第三者へ修正を頼んでよいかを確認しておきます。

データを受け取らない契約なら、同じ物をもう一度頼む場合の条件も聞いておくと安心です。