外観試作で確認すること

製品の大きさ、手に持った印象、周囲とのバランス、表示やボタンの位置、色分けを確認します。表面を滑らかに塗装する場合もありますが、内部構造や最終強度を再現しているとは限りません。

展示や説明に使うなら、見る距離と撮影条件も伝えます。

機能試作で確認すること

相手部品にはまる、動く、押せる、組み立てられる、一定の荷重に耐えるかを確認します。見た目より、重要寸法と材料の動きを優先します。

最終材料と違う場合は、試作で確認できる範囲と確認できない範囲を明記してください。

試作ごとに合格条件を決める

「なんとなくよければ合格」では修正点を決められません。外寸、穴位置、操作力、組み立て時間、見た目の許容範囲など、今回確認する項目を一覧にします。

一回の試作で判断しない項目も「今回は未評価」と残します。

方式と仕上げを目的に合わせる

外観確認では細部と表面を優先し、機能確認では材料、プリント方向、はめ合いを優先します。大きさだけを見る初回は、色や研磨を省いて費用を抑えられます。

同じデータでも、方式が変われば寸法や手触りが変わるため、試作条件を記録します。

次の試作へ変更点を一つずつ渡す

試作後は、残す点、直す点、判断できなかった点を分けます。形、材料、プリント方向を一度に変えると、改善理由が分かりにくくなります。

版番号と写真を付け、どの試作品を基準にしたかを制作者と共有してください。