何を機密として扱うかを決める

3Dデータ、図面、現物、写真、寸法、用途、顧客名、発売予定など、秘密にしたい情報を具体的に挙げます。「案件に関するすべて」と広く書くだけでは、日常の取り扱いを決めにくくなります。

すでに公開されている情報と、外注のために初めて開示する情報を分けてください。

作業者と再委託先の範囲を確認する

受注者本人だけが作業するのか、別のモデラー、3Dプリント業者、配送業者へ渡るのかを確認します。出力を外部へ再委託する場合、データ名や用途をどこまで共有するかも条件です。

再委託を禁止するか、事前承認制にするかを決めます。

クラウドと連絡手段を確認する

CADソフトのクラウド、ファイル共有、チャット、バックアップへデータが保存されることがあります。アクセス権、共有リンクの期限、二段階認証、端末の管理を確認してください。

機密性が高い場合は、暗号化したファイルや指定の受け渡し方法を使います。

作例・実績として公開しない条件を明示する

完成画像、画面キャプチャ、形をぼかした紹介でも、未発表製品だと推測されることがあります。ポートフォリオ、SNS、営業資料、学習データへの使用可否を分けて決めます。

公開可能になる日がある場合も、依頼者の事前承認を条件にしてください。

取引後の保管と削除を決める

修正対応のため一定期間保管するのか、検収後すぐ削除するのかを決めます。バックアップや再委託先にも削除条件が及ぶかを確認します。

削除すると再修正できなくなる場合があるため、依頼者側で受け取ったデータを安全に保管してください。