加工対象を実物または正確な図で示す
穴を開ける部品の外形、反り、個体差、傷を付けられない面を確認します。同じ製品でも寸法にばらつきがある場合は、最小・最大の範囲を測ります。
対象物をどの向きで治具へ置くか、作業写真や簡単な図で示してください。
基準面と押さえ方を決める
底面、側面、既存穴など、毎回同じ場所へ当てる基準を選びます。三方向から位置を決めすぎると、対象物のばらつきで入らなくなることがあります。
手で押さえる、クランプを使う、ふたで挟むなど、作業中に動かない方法を決めます。
工具の太さと逃げを確保する
ドリルの直径だけでなく、チャック、ドライバー、切り粉、先端の進入角度を確認します。治具が工具へ当たると、穴位置がずれたり治具が削れたりします。
貫通穴では、下側へ抜ける空間と、机を傷つけない受けも必要です。
繰り返し使用にはブッシュを検討する
樹脂穴へ直接ドリルを通すと、少しずつ穴が広がります。使用回数が多い場合は、金属製のドリルブッシュや交換できるガイド部品を組み込みます。
ブッシュの型番と圧入方法を先に決め、周囲の厚みを確保してください。
作業者が間違えにくい形にする
表裏を逆に入れられない、左右を取り違えない、奥まで入れたら位置が決まる形にします。必要なら色、番号、矢印を加えます。
実際の作業者が試し、セット時間、取り外しやすさ、切り粉の掃除を確認してから最終版へ進みます。