納期を六つの工程に分ける
部品の外注は、資料確認、3Dデータ作成、依頼者の確認、修正、3Dプリント、後処理・配送という順で進みます。形が単純でも、質問への返答が遅れると全体が止まります。
「一週間で欲しい」と伝えるだけでなく、初回データをいつ確認できるか、試作品を受け取って何日で返事をするかも決めます。
使う日と到着希望日を分ける
展示、撮影、作業開始など、部品を実際に使う日を先に伝えます。到着当日に使う計画では、はまり具合や操作を確認する時間がありません。可能なら、使用日の数日前を到着希望日にします。
土日祝日、配送地域、受け取り可能時間も含めて考えてください。
急ぎでも資料確認を省かない
急いでいるときほど、用途、相手部品、重要寸法、納品物を最初にまとめます。説明不足のまま着手すると、質問の往復や作り直しでかえって遅くなります。
現物を郵送する場合は往復の日数も必要です。写真と寸法だけで着手できる部分がないか相談しましょう。
省ける工程と省きにくい工程
色や研磨、塗装、化粧箱など、用途に不要な仕上げは後回しにできます。一方、相手部品とのはめ合い、可動部、荷重、安全性の確認を省くと、納期に間に合っても使えない可能性があります。
大きな本体の前に、穴や差し込み部だけの小さな確認片を出力すると、短い時間で寸法を確かめられる場合があります。
遅れた場合の扱いを決める
資料不足、依頼者の返信待ち、造形失敗、配送遅延など、原因ごとに予定が変わります。遅れが出たとき、仕様を減らして間に合わせるか、日程を延ばして完成度を優先するかを事前に決めておきます。
急ぎ料金がある場合は、どの工程を優先する料金なのかも確認してください。