中に入る物を一式そろえる

基板だけでなく、コネクタに挿すプラグ、配線、電池、スイッチ、表示器、ねじ、工具まで確認します。部品表と写真に番号を付け、外形寸法と高さを測ります。

基板の穴位置は、CADデータやメーカー図面があれば実測だけに頼らず利用します。

組み立て順から分割を決める

基板を底へ置き、コネクタを通し、ふたを閉めるなど、組み立てる順番を確認します。あとから入らない部品がないよう、分割線、開口、スライド方向を決めます。

修理や電池交換が必要なら、繰り返し開閉できるねじや爪を選びます。

コネクタと操作部へ余裕を持たせる

USB、電源、スイッチの開口は、部品本体だけでなく、差し込むプラグと指の空間が必要です。ケーブルの曲げ半径や引っ張り止めも考えます。

表示窓やボタンは、正面から見た位置だけでなく、内部部品との高さを合わせてください。

放熱と電気安全を確認する

発熱部品、通気口、ファン、ヒートシンクの位置を確認します。密閉すると温度が上がるため、必要な空気の流れを妨げない形にします。

高電圧、難燃、絶縁、電波、法規が関わる製品は、一般的な試作筐体の範囲を超えるため専門設計が必要です。

試作は組み立てと操作を優先する

初回は表面仕上げを抑え、基板が入るか、ねじが届くか、コネクタを挿せるか、ふたを外せるかを確認します。問題がなければ、角の丸み、色、塗装、ロゴなどを最終版へ加えます。

基板が更新される予定なら、交換式の取り付けプレートも検討できます。