取り付ける両側の情報をそろえる

家具のポールへ機器を付けるなら、ポールの直径と形に加え、機器側のねじ、穴、取り付け面も必要です。片側だけを測っても、アダプター全体の形は決まりません。

型番や規格が分かる場合も、公開寸法だけでは細部が不足することがあります。現物写真と実測値を一緒に伝えましょう。

重さだけでなく力の向きを伝える

部品にかかる重さのほか、引っ張る、ねじる、片側だけで支えることで曲げる力がかかる、振動するといった条件も書きます。静止しているときは軽くても、扉の開閉や移動で大きな力が加わることがあります。

どの操作を何回ほど繰り返すか分かれば、爪やねじ周りの形を考えやすくなります。

傷めずに取り付ける方法を決める

ねじ止め、はめ込み、クランプ、両面テープなどから、家具や家電を傷めにくい方法を選びます。使える工具、着脱の頻度、取り付けられる方向も条件に含めます。

既存のねじや市販金具を使える場合は、3Dプリント部分だけで荷重を受けずに済むことがあります。

通気口・配線・可動部を塞がない

家電の通気口、放熱面、可動部、電源コード、センサーを妨げない形にします。取り付け後の写真や簡単な配置図があると、周囲との干渉を判断しやすくなります。

内部部品や高温部に近いアダプターは、一般的な3Dプリント品で置き換えられない場合があります。

試作品では両側の取り付けを確認する

最初の試作では、次の点を実際の相手部品で確かめます。長時間使う前に、着脱を数回繰り返して変形や緩みも見てください。

  • 両側へ無理なく取り付けられるか
  • 操作や配線を妨げないか
  • 爪やねじ周りへ無理な力がかからないか
  • 時間がたって緩まないか
  • 外れたときに人や物へ落下しないか