縮尺と完成寸法の両方を伝える
「1/50」といった縮尺に加え、完成時の高さや幅をmmで伝えます。元の資料に正確な寸法がない場合は、見た目の比率を優先するか、特定部分の寸法を優先するかも決めておきます。
置く場所やケースの内寸が決まっているなら、その寸法も先に伝えましょう。
小さくすると消える細部を調整する
細い手すり、薄い板、浅い溝、小さな文字は、プリントできる最小寸法を下回ることがあります。その場合は、太くする、深くする、別部品にする、省略するといった調整が必要です。
何を残せばその物らしく見えるか、特徴の優先順位を決めておくと調整しやすくなります。
分割位置は組み立てと見た目で決める
一体でプリントすると支え材の跡が目立つ場合は、見えにくい場所で分けます。差し込みピン、接着面、塗装後に増える厚みまで考えて、組み立てやすい分割にします。
自分で組み立てる場合は、部品番号や向きが分かる説明を付けてもらえるかも聞いておきましょう。
未塗装か、仕上げまで頼むかを分ける
プリント方法によって、表面の細かさや層の跡は異なります。未塗装の状態で受け取るのか、研磨、下地処理、塗装まで頼むのかを分け、工程ごとに見積もりを取ります。
塗装を別の人に頼むなら、組み立て前と後のどちらで塗るかも双方に共有してください。
実在物や既存作品の権利を確認する
販売品、ロゴ、キャラクター、建築物、他人が作成した3Dデータを複製・販売する場合は、著作権、意匠、商標、契約条件が関わることがあります。
個人で飾る目的でも、依頼先の方針により受けてもらえない場合があります。何を基に、何個作り、公開や販売をするかを隠さず伝えてください。
最初に小さな一部分で仕上がりを見る
細部や表面が重要な模型では、本体をすべて出力する前に、特徴的な一部分だけを試す方法があります。溝、文字、曲面、塗装の乗り方を確かめ、どこまで表現するかを決めます。
完成サイズで見たときに必要な細部だけを残せば、費用と制作時間を抑えやすくなります。