立体図だけでなく三方向に分ける

斜めから見た立体的な絵だけでは、奥行きや穴の位置が曖昧になります。正面、上面、側面をそれぞれ描き、同じ辺がどこに対応するかをそろえます。

複雑な爪や段差は、その部分だけを拡大して別に描けば十分です。左右や表裏には文字を入れ、写真と同じ向きにすると読み違いを防げます。

寸法は場所と単位をセットで書く

全体の幅・高さ・奥行きに加え、穴径、穴の中心までの距離、段差、厚み、差し込み深さを書きます。単位はmmなどに統一し、矢印でどこからどこまでの長さかを示してください。

実際に測った値、希望する値、変更できない値は区別します。「実測19.9mm」「20mm程度で変更可」のように書くと、依頼先が判断しやすくなります。

作る物だけでなく相手部品も描く

アダプターや固定具は、取り付ける相手が分からなければ形を決められません。差し込む棒、挟む板、取り付けるねじなど、相手部品の寸法と動く方向も同じ紙に書きます。

相手部品の写真に番号を振り、手描き図の同じ番号と対応させると、文章だけでは説明しにくい位置関係も伝えやすくなります。

分からない寸法は推測で埋めない

確かでない数字を入れるより、「現物に合わせたい」「少し余裕を持たせたい」「依頼先と相談して決めたい」と書く方が安全です。推測値が確定寸法として扱われると、完成後に合わない原因になります。

測り方が分からない場所には印を付け、どの工具や写真が必要かを見積もり前に尋ねましょう。

送る前に写真と見比べる

手描き図と現物写真を並べ、穴の数、左右、表裏、取り付け方向が一致しているかを見直します。図の番号を写真に書き込むと、特定の部分について質問しやすくなります。

最後に、完成品の用途と欲しい納品物も添えます。CADデータだけか、試し出力や完成品まで必要かによって、依頼先と見積もりが変わるためです。