検査する寸法を絞る

全寸法を細かく測るより、取り付け、可動、安全、外観に影響する寸法を優先します。図面上で番号を付け、合格範囲を記載します。

参考寸法と合否判定寸法を分けると、検査作業と費用を抑えられます。

基準面と測定方法を決める

部品をどの面へ置き、どの方向から測るかを決めます。曲面、柔らかい材料、ざらついた表面は、測る力や位置で値が変わります。

ノギス、マイクロメーター、ピンゲージ、三次元測定など、必要精度に合う方法を選びます。

公差は必要な機能から決める

すべての寸法に同じ厳しい公差を付けると、実現が難しく費用も増えます。相手部品にはまる穴、基準となる全長など、機能上必要な場所だけを厳しくします。

方式と材料で達成可能な範囲を製作先に確認し、必要なら穴だけ追加工します。

全数検査か抜き取りかを選ぶ

一個だけなら重要寸法をすべて確認できます。数量が多い場合は、安全や組み立てに直結する寸法を全数、安定している寸法を抜き取りにする方法があります。

不良が出たときに、同じ造形単位の残りを追加確認するルールも決めます。

記録の形式と保存期間を決める

測定値、測定器、日付、担当、部品番号、版を表にします。数値だけでなく、測定箇所が分かる図を添えると再測定しやすくなります。

顧客提出や品質保証に使う場合は、必要な書式と校正条件を先に製作先へ伝えてください。